鎌倉市長谷に「長谷寺」の裏手にひっそりと佇みむ「花の寺」として知られる日蓮宗寺院の古刹「行時山光則寺」は鎮座している。創建は文永11年(1274)。北条時頼の近臣宿谷光則が日蓮上人の龍ノ口法難で日朝上人を幽閉した後、日蓮宗に帰依し自らの屋敷に寺を建立したのが始まりである。境内裏手には今も日朝上人を幽閉したと伝わる「土牢跡」がある。朱色の「山門」より入山すると境内には正面に入り母屋づくりの「本堂」、「客殿」がある。石碑、石塔が各所に建てられそれらの間、池の廻りに四季の山野草、茶花が立錐の余地なきほど植えられている。本堂前の樹齢200年の「海棠」は4月上旬には開花しその艶麗さ美しさを魅せつける。今が旬の日本原産の200種の「山アジサイ」が咲き始め、その他「カキツバタ」、アガパンサス、キンシバイ、「ハナショウブ」「シモツケ」が境内を彩り間もなく「花の寺」らしい美しい境内寺域を作り上げる。(2605)







